従業員の採用・定着にはサステナビリティが鍵になる
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従業員の採用・定着にはサステナビリティが鍵になる

気候変動に関する目標やサステナビリティのイニシアチブがしっかりしている企業は、有能な人材の確保や定着という点で有利と言えるかもしれません。_Fast Company_社の2019年の調査によると、ミレニアル世代の40%が「サステナビリティのパフォーマンスが高いという理由で雇用主を選んだ」と答え、30%が「サステナビリティのパフォーマンスが低いから仕事を辞めることにした」と回答しています。

テクノロジー業界では、サステナビリティへの関心が強まっており、気候に関連する知識や有能な人材への需要が高まっています。SOGS調査によると、26%の回答者が、サステナビリティ、すなわちグリーンソフトウェアは職務上の役割の一部であると答え、これは、グリーンソフトウェアの原則、設計、開発に関して、より熟練した専門家の必要性を示唆していると思われます。今後は、サステナビリティのスキルを有する従業員を集め、維持することが、企業のビジネス上の成功にとって重要になると思われます。しかし、英国の従業員を対象に行われた2021年の調査では、多くの労働者が、雇用主のサステナビリティへの取り組みやリソースの不足に失望していることが明らかになりました。回答者の53%が、企業のサステナビリティへの取り組みは、そこで働くことを決める重要な要素であると答える一方で、回答者の40%は、雇用主の現在のサステナビリティへの取り組みに失望していると回答しました。サステナビリティを特に重視したのは、Z世代とミレニアル世代の回答者でした。このことは、サステナビリティにリソースを投入している企業は、近い将来、優秀な人材を引き寄せ、定着させることが容易になることを示唆しています。

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